日本人は貯金好きと言われています。これはデータからも明らかな事実で、日本人よりも海外の人の方が積極的に投資を行っていることが分かっています。
しかしバブル崩壊後の長引く不況、株価が上がっても実態を伴わない好景気から、日本人の意識は少しずつ変わってきており、個人投資家として積極的に投資を行いたいという人が増えています。
とはいえ依然として投資に対して無関心の日本人が大半を占めている現状があります。今回は日本人がいかに貯金好きであるのかデータを確認した上で、その理由を考えていこうと思います。
日本人は貯金好き
個人の金融資産は、ローリスクの現金や預金、ハイリスクハイリターンの株式、投資信託などで保有しておくことがでいます。
個人金融資産のうち、ローリスクの現金・預金比率が大きければ貯金が好きな傾向が、反対にハイリスクハイリターンの株式や投資信託比率が高ければ貯金よりも投資が好きな傾向があることになります。
実はこの割合は、国ごとに大きく異なります。データを見れば、各地域の国民性や考え方の違いが見えてきます。
現金・預金比率は?
各国や地域における金融資産の内訳は、日本銀行が発表したデータに記録されています。
日本・米国・欧州の現金預金比率は以下の通りです。
これを見ると、日本人が保有している金融資産のうち、半分以上が現金や預金という形になっていることが分かります。
一方で米国はわずか1割程度にとどまっています。
株式・投資信託の比率は?
次にリスクとリターンが高い株式と投資信託の比率を見てみましょう。
こちらは反対に米国で比率が高くなっています。リスクを取ってでもリターンを得ようとする一方、日本は16%となっていて、リスクを好まない国民性が反映された結果と言えるでしょう。
現金・預金比率と株式・投資信託比率のデータは、日本人が堅実に貯金を行うというイメージと合致するものです。
なぜ日本人よりも海外の方が投資に積極的か?
データからも、日本人より欧州や米国の人の方が金融商品の投資に積極的なことが分かります。この理由として考えられるものを取り上げてみます。
日本人の価値観
普通預金の金利は0.1%を大きく下回ります。にもかかわらず、なぜ日本人は現金でお金を貯金しておこうとするのでしょうか。
よく言われている理由として、日本人のお金に対する価値観があります。
このような価値観があるため、コツコツ働いて確実な方法でお金を置いておくことを選択する人が多いのではないでしょうか。
もちろん、こうした感覚は日本人特有のものであり、お金を便利なツールとしてしか考えていない欧米人には理解しがたいものがあると言われています。
金融教育の有無
国民性を決める大きな要因の一つが教育です。このことは金融、お金、投資に関しても当てはまるでしょう。
日本では金融や経済に関する教育はほとんど行われていません。中学校の社会や高校の政治経済で少し触れる程度です。
資本主義を生きる我々にとって、お金は人生を豊かにしてくれる非常に大切なものにもかかわらず、お金の管理方法や資産形成に関する教育は一切行われていません。
一方、欧米では資本主義の発展段階から、金融や経済に関する教育が、積極的に推進されてきました。
<<イギリス>>
日本人も投資に積極的になるべき
少子高齢化が進み、日本ではこれまで以上に経済を成長させることは難しいでしょう。当然収入的にも厳しい状態が続き、今まで以上の落ち込みを見せるかも知れません。
にもかかわらず、依然として金融資産の約半分を、ほとんどリターンの得られない現金預金で保有している現状があります。
コロナショックで投資への関心は高まった
新型コロナウィルス感染拡大は、我々が当たり前と思ってきた今までの価値観を変えてしまうかもしれないと言われています。
コロナショックによる経済危機では、中小企業事業者は大きな売り上げ減少に見舞われ、非正規雇用を中心に多くの労働者が解雇され、経済的に厳しい局面を迎えています。
そんな中、資産を増やすことのできる投資に注目が集まっています。実際に、コロナショック後は証券口座の新規口座開設や休眠口座の再稼働が増えたと言われています。
FXは人気
日本では投資に対する意識は低いとは言え、FXの個人投資家の数は世界一と言われています。
それほど日本でのFX人気は高いものがあります。コロナショック後、過去に比べて投資に対する関心が高まっているため、FXをスタートさせる人は今後増えていくと予想されています。
そんな中、国内FX業者や海外FX業者の口座開設数は増えていくでしょう。口座開設を行うとき、候補に是非入れておきたいのが、海外FX業者のXMです。

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